手ブレ?不思議な残像ショット
花の写真を多く撮っていると、ふと「いつもとは違う写真を撮りたい」なんて思うことがありまして。
今回の”残像ショット”は、ちょっと動いて止まるだけの、簡易スパイスショットです。
ぼかしとは違う色付きの影。残像特有の透け感など、お手元の1眼レフを使用して、ワンショットで撮る方法をご紹介させて頂きます。
カメラの設定
撮り方はいたってシンプルです。
上記の準備をして、撮りたい被写体を選びシャッターをきります。
シャッター音がして1秒経つ前に数ミリ動いて止まる!!
これのみです!!笑
手ブレとは明確に差を出したいので、メリハリが大事になります。
くっきりな部分がシャッター押した後で、ボケたラインが動いた分、だと思ってます‼︎
流し切るor動きすぎると、ブレがライン状に出てしまうので、数ミリで止まるは大事です。
失敗したら流し撮り風になります…
写真を見比べてもらうと、わかりやすいと思います。
この写真…ベールを被ったアナベルは失敗例です。
動き過ぎて止まれてないと、こんな風に撮れちゃいます。
案外手ブレは大敵でしたので、手ブレ補正はonのままで大丈夫です。
眼窓は使わず、モニターでの撮影でした。
上下左右または斜めなど、どの様にでも動けるようにしたいので、三脚は使用しておりません。
応用として、他の植物でも撮ってみました。
撮影する植物によっては、流し切っても面白いかもしれません。
緑のウェルウィッチアは葉のうねりに合わせて動いてみました。
実はこれが一番綺麗かもです◎
この撮り方を極めるとなると、クセが強いので。。
まだまだサンプルショットが必要ですね笑。
明暗がはっきり出る晴れの日ではなく、影が薄くなる曇の日か、屋内がいいかもしれません。
最後に撮っていて驚いたのが、なんと!!玉ボケと併用可能でした−!!
これを狙って撮るには、かなりの練習が必要そうです。
こんな偶然ショットもたまに撮れるみたいです!!
特有の透け感のおかげで、レタッチも楽しめます♡
ので、日々の写活のスパイスとして、たまに取り入れてもらえれば幸いです。
撮影カメラ:Nikon D5600
レンズ: NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR