やまぐち千予撮影・可愛く桜を撮るために”こんなこと”に気をつけました〜!

春はお天気が変わったり、入学式・入社式など色んなイベントも多く、ゆっくり桜が撮れないもの。

なかなか晴れた時期に撮る事も難しかったりしますよね。
さて、桜をこんな風に撮影してきました。

ポイント1:太陽を背にして青空をしっかり!

桜の背景は、どうも白っぽくなりがち。
晴れていれば太陽を背にすることで、青空背景で撮れることが多いです。
これで桜もくっきり。



脇役に太陽の塔の一部をいれて、面白さアップ!
 
 

ポイント2:天気が悪い時は、こうやって可愛くする!

曇っていたり雨だと、空が真っ白。
そういう時は、ぜひ脇役や背景に可愛い色や、濃いめの色などをチョイス!

雨の中、歩道橋から下に咲いている桜を撮影しています。
背景には赤い色合いの道路をうつし、少し華やかさがでました。
散った花びらが良い感じに玉ボケになっています。
 

色を足すための脇役をプラス。
春の鮮やかな芝生をいれてみました。
 

手前に花畑、奥に山といった挟み込みも面白い。
 

空が青くならないから、青い歩道橋を背景にプラス。
ほんのり華やかさがプラスされました。
 

高架の下を背景にしています。
背景に黒っぽいものがあることで、花の形や色合いがくっきり見せる事ができます。
 
 

ポイント3:夕日を背景にして撮影をする

芝生だけでなく、時間帯を夕日に狙うことで、オレンジ色がキラキラとした桜の花が美しいです。


 
 

ポイント4:夕日が出ない天気の悪いときは、照明を背景にする


日が沈む時間帯、和歌山城のライトアップを背景に撮影。
天気が悪く夕日を入れる事が出来ないなら、ライトアップの照明を背景にしよう。
夕日のようなオレンジ色をもってくることで、擬似夕日をつくりだしています。
やや暗くてピントが合わせにくいときは、思い切って幹にピントをあわせ、花をぼかすという撮り方をしてみてもよいですね。
 
 
まだ咲いている場所もありますし、次回に向けての参考にぜひしてみてください。
新しい撮り方にぜひチャレンジしてみてくださいね。

使用カメラ:FUJIFILM X-T2
レンズ:XF90mmF2 R LM WR/XF35mm. F1.4 R

やまぐち千予

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カメラマンアシスタントを経て、2005年独立 光の反射と透過したものをモチーフに作品を撮影 風景、動物、スイーツ、商品や人物、広告撮影まで多岐にわたる 講師...

プロフィール