はじめてのマクロ入門:幻想的で素敵なマクロの世界へようこそ!

『いつも幸せ』
〜探さずにはいられない 「ルピナス・ハート」〜

関西カメラ女子部の皆さん、初めまして!
マクログラファーのクニ・ヒロ(國政寛)と申します。

日々、マクロレンズを片手に植物園や原っぱを転がり回りながら撮影を楽しんでいます( ^ ^ )
ファインダーの中に水彩画のように広がる色や輝く光、花や虫たちの可愛らしい表情……。
そんな不思議で幻想的なマクロの世界に魅了され、日々マクロ撮影に勤しんでいる僕が、マクロ撮影とその魅力についてご紹介していきます(^^)

ところで、マクロってそもそも何?と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
マクロ撮影は、接写、またはクローズアップ撮影ともいいます。
専用のレンズやフィルターを使って、被写体に思いっきり寄って撮影することです。
マクロレンズを使えば、カメラとセットになっているキットレンズなどで撮るよりもずっと被写体に近づいて、画面いっぱいに大きく写すことができるんです。

でも、ただ単に大きく写るというだけではありません!
被写体に近づけば近づくほど、ピントが合う範囲がとっても狭くなります。
その分、ピントが合っていない部分は大きくボケてしまいます。
そしてマクロレンズは、ボケた部分がやわらかくふわっとなるように作られているんですね。
この狭いピントとやわらかく大きなボケが、肉眼では見えない不思議な世界を演出してくれます。
これが、マクロの世界のいちばん大きな魅力なんです!

そんなマクロの世界をちょっとお見せいたしましょう( ^ ^ )
 
 
『たったひとつの愛のうた』
〜たったひとつのこの想い 心をこめて届けたい〜
 
ヒマワリの花芯に、これでもか!というぐらいぐぐぐっと寄ってみました。
こうすることで、何気なく眺めていたのでは気づかない、新しい世界が見えてきます。
 
 
『新たな。。。』
〜そしてまた、新しい一歩 未来を見据えて〜
 
キラキラ輝く光が眩しいですね!
煌めく光りに包まれた紫陽花が、空を見上げて明日への想いを噛み締めているかのようです。
 
 
『花ちょうちん』
〜花の色したちょうちんが 風にゆらゆら揺られてる〜
 
水滴を纏ったスイセンがまるでちょうちんのように揺れていました。
背後にある花たちが、いろいろな色のボケとなって演出してくれてます。
 
 
『照れ屋さん』
〜恥ずかしがり屋の照れ屋さん みんなに隠れて知らんぷり〜
 
ちょっと控えめなチューリップ。
周囲を囲む花たちのボケの中に溶け込ませてみました。
 
 
『お花畑のこどもたち』
〜小さな花のこどもたち 滴の中にかくれんぼ〜
 
雨上がりのコスモス畑。
滴の中に花たちを閉じ込めてみました(^^)
 
 
『のぞき見』
〜うまく隠れたつもりでも その好奇心は隠せない〜
 
女子の皆さんは、虫って怖いとか気持ち悪いって思う方もいるかもしれませんね。
でも虫と同じ目線になってよ〜く見てみると、ちょっととぼけて愛嬌あって、キュートな表情に思えてきませんか?

いかがでしたでしょうか。
マクロの世界に興味を持っていただけたら嬉しいです。

この素敵な世界が少しの機材とちょっとしたコツですぐ撮れるようになりますよ。
次回から、こんなマクロの世界の描き方をお話していきますね( ^ ^ )
 
 

くにまさ ひろし(國政寛)

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マクロレンズを通して、日常の中にある「すこしふしぎな世界」を描き出すマクログラファー。身近にあるちょっとした幸せ「プチ・ハピ」をテーマに、花や虫たちの姿を撮...

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