秋をテーマに一工夫。秋色子供写真の撮り方。
紅葉がきれいなシーズンということで、秋をテーマにした子供写真を撮ってきました。
撮りたいイメージを固める
まずは撮りたいテーマや構図などのイメージを固めます。
今回のテーマは「音楽の秋、芸術の秋、食欲の秋」の三本立て。
絵本やファンタジー映画のような世界をイメージしました。
背景や色味をシンプルに
人物やテーマをはっきりさせるために、背景はシンプルにまとめます。
背景をぼかしてシンプルにしたいので、背景が抜けている長い並木道を選びました。
また、ボケ感を出すために望遠レンズを使いました。
ファンタジー感を出すために、画角に人工物が入らないような場所を選びます。
同じプラタナス並木でも、下が落ち葉の場合と石畳の場合ではだいぶ印象が違います。
遊びを取り入れる
子供にこちらのイメージ通りに振舞ってもらうのはなかなか難しいので、撮影の中に遊びを交えます。
撮りたいイメージとうまくマッチするような遊びは何か?
遊びに夢中になっている子供の表情はとても生き生きしているので、食いつきそうな遊びを普段から研究しておきます。
今回は大好きなお絵かきと、テレビでバイオリンを見て興味がありそうだったバイオリンのおもちゃにしました。
撮影中もお話しする
いい表情を引き出すためにも、子供のペースに合わせたり、常にお話ししながら撮ります。
下の写真は、構図とピントを合わせてファインダーを見ずにシャッターを切っています。