おいしい写真で誰かを笑顔に。食 IS BEAUTIFUL‼
皆様、こんにちは!
私がカメラ女子になったきっかけは、ずばり仕事です。勤め先の小さなスーパーでの仕事の1つが新聞折り込みチラシ作成。経費も時間もない中でお客様へ一番効果的にアピールするのは「美味しい写真」だと思いました。
デパ地下のキラキラ高級惣菜とは違う、地味だけど美味しい手作りのお惣菜に若いお客様も興味を持って頂けるような写真を撮りたい!ちょうどそのタイミングで関西カメラ女子部のピヨ先生(部長やまぐち千予)の講座を見つけて今に至ります。
色っぽいサラダを撮ろう!
空やお花や季節の風景など、自然の色って本当に美しい!その植物や風景と同じく、自然の中で育まれた旬の食材の色って本当に元気で綺麗でパワーがありますよね。
そんな彩りあふれる素材で作ったサラダってまさにカラフルで「色っぽい」!!
その魅力が伝わるように、背景にサラダの中の一色と同系色の英字新聞風ペーパーを敷いてちょっとお洒落に撮影。店のInstagramに掲載したら、若い女性のお客様からすぐにご予約のお電話が入ったので「色っぽいサラダ作戦」は大成功!
広告に使用する時、周りに文字入れをする可能性もあるので周りに余白を残しています。
旬の野菜と魚介とオリーブオイルでとってもカラフルなアヒージョ。お鍋の中を見るだけでも元気が出てきそうな彩りです。
グリーン&フリー♪庭のグリーンは身近な癒し系フリー素材
こちらは鶏のオリーブオイルレモンソース焼。
さっぱり&ヘルシーな美味しさを伝えようと、背景にはレモンと同系色のペーパー。そして庭のナチュラルグリーンを添えました。
ドクダミやフキやアイビー等など。百円均一のグリーンも手軽ですが、身近なところに自然の小道具はたくさんあります。フリー&ナチュラルな小道具は優秀な癒し系名脇役。いい仕事してくれます。
地味なお惣菜もナチュラルグリーンを添えれば何だか楽しい一品に♪
秋のお弁当には色とりどりの落ち葉を降らせてみました。季節は移り変わっていきますね。
ミルキーはママの味。茶色い甘辛は母の味。
カラフルもいいけど、甘辛や照焼き等の茶色いお料理って最高に美味しいですよね。
ツヤツヤとろ~りをアピールして、見た人が思わず「食べたい!」と元気になるような一枚を撮りませんか?
専門用語的に言うと「シズル感」というそうです。シズル感溢れる写真でみんなを笑顔にしちゃいましょう!
小道具でシンプル連想ゲーム
東京オリンピック開会式の日に限定販売したお弁当がこちらです。
広告チラシに「オリンピック」や「五輪」などの言葉を使用できない規制があったため、赤いお盆に「ガンバレニッポン!」の想いを込めました。写真は写心。言葉はなくても伝えられますよねー!
大手スーパーとは違って掲載商品が少ないチラシですが、それが強みにも。年配のお客様が多い土地柄ということもあり、細かい文字より一枚の写真が効果的でシンプルに伝わります。広告が入った日にはたくさんのお客様で行列になるほど。お洒落な写真じゃなくてもいいんです。「これ美味しいから食べてみて!」の想いを込めた写真は伝わりますよ。
撮影は窓際の自然光で
商品撮影は事務所の窓際で、自然光で撮っています。
トレーシングペーパーで光をやわらげたり、レフ板で光を返したり。突っ込みどころ満載の舞台裏ですが、美味しそうな1枚になるよう切り取っています。
食欲の秋!実りの秋!芸術の秋!
皆さんも見た人が思わず笑顔になるようなお料理写真をもっと撮ってみませんか?
「美味しい写真」で心のスタミナをアップしましょう!!
参考書♡
売上がアップする商品写真の教科書
プロのテクニックを惜しみなく披露して下さっています。
なかなかマネできませんが、ピンポイントに知りたいことを辞書のように調べることができる頼もしいテキストですよ!
一家に一冊。一社に一冊、おススメです。